ライフオーガナイザー®の愛です。

”いつもの暮らしを楽に楽しく… 大好きな人、こと、モノへまっすぐに… お片付けはその道しるべ。”

その想いを届けたくてブログを書いています。

私の暮らしや、その道しるべとしている、お片付けの一つの技術であるライフオーガナイズに関することを書いたこのブログが、少しでもどなたかの役に立つと嬉しいです。


こんにちは。

着物の手入れ。興味のない方は、すっ飛ばしてくださいね!

もし、ご実家の整理や、遺品整理で、着物の仕分けなどに困っておられたら、

少しは役に立つと思います。


着物のお片付けが、食器などの片づけ作業と一番異なるのは、手入れが必要な状態かどうかです。

残したい着物を考えるとき、この先どんな場面でその着物を着るのか、着たいのかという観点と、

それに合った着物がいますぐ着られる状態なのかサイズなのかというのが大きいです。


もし汚れていたり、サイズが合わないのであれば、その着物を着るためにどこまでの費用がかけられるのか考える必要があります。

自宅で洗えるものはよしとして、洗えないものは、

簡単な染み抜きであれば数千円で済むかもしれませんが、

全体、ひどい汚れとなれば、万を超えることもありますし、

サイズ直しも、裄を出すだけでいいのか、全体を仕立て直すのかで、

数千円から数万円までと大きく異なってきます。


また、その両方となれば、更に費用はかさみます。



正直、着物のお手入れは着物を着ずにたんすに入れて置けば置くほど面倒になります。

一度も袖を通していなくても、カビが生える可能性もあります。

基本的には、着ても着なくても風に通すのが一番。

お気に入りの着物があれば、ぜひとも天気のいい乾燥した日に、

たんすから取り出して、さっと広げて畳みなおすだけでも湿気が飛ぶのでカビ予防になります。



桐のタンスだとしても(今の住宅は気密性が高いので)

しまい込むのが一番危ないというのは、プロに聞くとみんな仰います。





お手入れには、

⒈家で手洗い・洗濯機洗い

⒉呉服屋さんに持ち込む

⒊ネットで注文



の3つがあり、⒈~⒊の中にも、色々な方法があることが分かりました。


和裁ができないことを前提とすると、

⒈で洗えるのは、ウール、木綿、ポリエステル、絹の単衣(裏地のないもの)、

となります。

それぞれの素材に合った洗剤で手洗い、もしくは洗濯機のおしゃれ着コース。

脱水はほぼせずに、陰干しし、まだ湿っている間にアイロン。

ざっとこんな感じです。

それぞれの着物の素材によって縮みや色落ちの可能性もあるので、自己判断で。

絹の袷着物は、裏地との縮み方との違いなどで、元に戻らない可能性が。

お勧めできません。




⒉で洗えるのは、もちろん全部ですが、絹の着物を預けることが多いと思います。

呉服店が洗っているのではなく、呉服店から悉皆屋さんに頼んでいるので、そのマージンによって値段の差があります。

悉皆屋さんに直接持ち込むこともできますが、近所にないことの方が今の日本では多いのではないでしょうか?

内容としては、

丸洗い(ドライクリーニング)、洗い張(全部着物をほどいて反物状にして水で洗います)、汗ぬき、染み抜きなど。

キャンペーンなどで安くなる時などもあるので、近くの呉服店の情報などを日ごろからチェックしておくといいですね。


⒊で洗えるのはもちろん全部です。

最近では、悉皆屋さんが直接お客様から着物を送ってもらい、

それぞれの着物に合った手入れを提案してくれたり、

最新技術を使って、昔よりも安価で行っている店舗もあります。

対面でない分、その技術が確かなものなのか、

また配送によってしわが寄ったりすることもあるので、

口コミや、ホームページをよく読んで判断することが必要です。



実際に私がしたお手入れは、ほぼ全部です。


木綿着物・ウール着物・ポリエステル着物→手洗い、洗濯機で弱洗い(アイロン使用)
絹の着物→解いて、手洗い→素材として使用

絹の着物→呉服店に持ち込み(染み抜き、洗い張、丸洗い)

絹の着物→ネットで注文(染み抜き、洗い張、丸洗い)



値段は私の知る限りではネットの方が安いです。

また、最近は見積もりをして連絡をくれてから、

どこまでお手入れをするかを決めることができるネット店舗もあります。


でも、本当に大事な着物だけは信頼できる呉服屋さんに持ち込みました。

良心的な呉服屋さんであれば、着物の状態からどんなお手入れが必要か説明してくれますし、

染み抜きも見積もりを出してくれます。

その上で、目立つものだけを染み抜きすることもできます。

また、高いお金を出して手入れをするだけの価値があるのかどうかも相談することができます。

(もちろん、思い出などがある場合は、呉服屋さんの判断だけでは決められませんが)



ただ、古くなったシミは取れないこともありますし、

新しいしみで何がついたのかが分かっていれば比較的取れやすいので、

そのことも踏まえた上で選ぶ方がいいと思います。



また、着るたびに丸洗いに出す方、出した方がいいといわれる方もいらっしゃいますが、

絹の着物を丸洗い(ドライクリーニング)に出すと、

その風合いが損なわれることもありますし、

ドライクリ―ニングで落ちる汚れは、油汚れとほこりのみなので、

基本的には、汚さない、着た後は、良く風を通し干してからしまう。

襟元や袖口はベンジンを浸した布でさっと拭く。

シミを付けた場合はすぐに染み抜きに出す。

ワンシーズンよく着たものは丸洗い、もしくは洗い張へ。


洗い張はいったん着物を全部解いて反物上にして洗うので、

今度着ようと思えば、仕立て代がかかることになります。


そこがお手入れ代が高くなってしまう原因。

だた、着物にとっては、それが一番きれいに風合い良く仕上がるのです。


また、仕立て代も、手縫いか、手縫いとミシンの併用か、

国内か海外か、和裁士免許の有無などで細かに違ってきます。



ざっとですが、私の知っている着物のお手入れでした。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。


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